【report】取材裏話やリサーチ情報等をあげていきます。
我々ファンファーレジャパンがとってもお世話になっているパリ在住のフローさんが、休暇で沖縄に来ているという事で会いに行ってきましたー。
僕らが訪ねたのは那覇市国際通りから一本脇道にある「ちんだみ三線店」。なぜそんな所に行ったかというと、フローさんは、実は沖縄の三線の唄者。
フランスの大学で日本文化を専攻した事や沖縄への交換留学をきっかけに、沖縄の文化に興味を持ち、遂には京都市立芸大で三線をテーマに修士号まで取得。20歳を超えてから日本語を勉強したとは思えないくらい日本語が上手で、沖縄の文化・歴史についても僕らはいつも教えてもらってばっかり。
僕らのために一曲披露してくれるという事で、歌ってくれたのは「安里屋ユンタ」。
目を瞑るとフランス人が歌っているとは思えないほど歌声にびっくり!そして、後ろでは店員の今村さんが調子に合わせて太鼓を披露。
フローさん曰く、「沖縄民謡のいい所はすぐにセッション出来る所」なんだそう。定番の曲であれば、すぐにその輪に入って行く事が出来て、すぐにその空間にとけ込む事が出来る。「これこそ、イチャリバチョーデーを肌で感じる」んだとか。
フローさんとちんだみ三線店との出会いは本当に偶然。初めて沖縄に来た時に三線を購入して帰国したのだが、その時は全く弾けず、もちろんフランスで教えてくれる人もいない。ただ、その三線にCDも付いていて、それをずっと聞いていたんだそう。そして、翌年沖縄に行き、あてもなく国際通りをプラプラしていると、一年間聞いていたCDのジャケットの人が目の前を歩いていて、その人の後をつけてたどり着いた場所が、このちんだみ三線店!そして、CDの人はちんだみ三線店の店長という事が分かり、教えを請う事に。
それからの付き合いで、お金がなくて宿に泊まれない時等はお店の一角で寝泊まりさせてもらった事もあるとか。
そんなフローさんが今回沖縄に来た大きな理由、それは「フランスに三線を届けたい」である。
フローさんはパリで三線サークルを開催し、フランスでの三線の普及に頑張っているのだが、色々な方に体験してもらうにしても、三線の数が圧倒的に足りなく、なかなか思うような活動が出来てないのが現状。そこで、沖縄の友人に色々声をかけ、「家に寝かせてある三線があったら譲ってもらえないか?」と訪ね歩いているが思うような結果は出てないそうだ。
そこで我がファンファーレジャパンもフローさんの思いを応援するために、ここでみなさんへご協力のお願いを致します!
「貴方の家に眠っている三線をフランスで活躍させませんか?」
貴方の三線が沖仏の友好の架け橋になります!
受け取り・発送は我が社ファンファーレジャパンが責任を持って行ないます!
是非ご協力をお願いします☆
我こそはという方は、 info@fanfarejp.com までメールをお願いします!
【ちんだみ三線店】
那覇市牧志1-2-18
098-869-2055
11:00~20:00
不定休
http://www.chindami.com